ミカ神社
埼玉県北部の田園地帯。
国道254号を本庄市に向かう田畑の中に、古墳らしき丘がアチコチに見えてきます。
そんな景色の中、国道脇に社叢が見えてきました。
国道から北側に神社の鳥居です。
石造りの社号標に・・
一文字目は「長に瓦」二文字目は「草かんむりの下に菱に玉」
難しい字です・・読み方は「みか」神社。
『「みか」は「酒を造るために用いた大きな甕(みか)」のこと』らしいです。
鳥居に到着です。
鳥居の向こうに「手水舎」です。
ここで「お宮参り?」のご家族とすれ違いました。
幸せそうな、未来が溢れてくるような空気が流れてきます。
たまたま居合わせただけのこちらまで、満たされた気持ちになりますね。
小さな命の大きな未来を神様が見守ってくださいますように・・
ここで埼玉県の掲示板。
神に捧げる御酒を造る甕が御神宝とは・・・
付近に見られる古墳の多さと相まって、縄文の祭祀を思わせます。
きっと古代から永く祈りの場として大切に護られた場所何でしょうね。
鳥居〜手水舎を経て、左手奥に拝殿が見えます。
拝殿前に「狛犬さん」
台座に「明治三十・・一?年」と読めました。
毛並みの躍動感、力強い前足等々、丁寧な仕事です。
『正一位』の扁額。
お参りさせていただきました。
拝殿から本殿の周りを見学します。
本殿の彫物が立派ですね。
この地で永く大切にされてきた神社なんでしょうね。
本殿の裏?脇に摂社の石祠が並んで坐す。
ここで、ホントにありがたい偶然というか御利益が・・・
拝殿から降りて来られた神職の方が声をかけてくださり
拝殿に昇らせていただきました。
拝殿内部の立派な彫物を拝見することができました。
社名に惹かれて立ち寄った神社で、偶然にも素晴らしい彫物を拝見できて
ありがたいお詣りができました。
ありがとうございます。
延喜式内社
御祭神:櫛御気野命、櫛瓺玉命